合同会社小村ソフト
第 7 章

理解度チェック

最後は 1 つのケースを通しで追い、所属度 → 発火度 → 集約 → 出力 が頭の中で 1 本につながっているかを確認する。エッジケース (発火しないとき・所属度が 0 のとき) もここで確認する。

総合演習は 7 問です (うち 2 問はエッジケースの確認)。第 1〜6 章の小問をクリアしていれば、計算はすべて見たことがある形にしてあります。間違えたときは、その場で正しい数値と考え方が出ます。

全 7 問 サーバ送信なし ブラウザ内採点

総合演習 — ここまでの流れを 1 本につなぐ

最後は室温 22℃・湿度 40% を題材に、所属度 → 発火度 → 集約 → 出力 をまとめて追います。Q5 は境界プリセットの観察問題、Q6・Q7 はエッジケース (発火が 1 本だけ・全ルール非発火) の確認です。

Q1. 快適の三角形 tri(20,24,28) で、22℃ の所属度はいくつですか。

Q2. 乾燥の台形 trap(20,20,30,45) で、40% の所属度はいくつですか。

Q3. 22℃・40% のとき、弱風ラベルの集約高さはいくつですか。

Q4. 22℃・40% をラベル中心近似で出したとき、最終出力はいくつですか。

%

Q5. プリセット『境界を観察』で、ファジィ出力からしきい値出力を引いた差はおよそ何ポイントですか。

ポイント

Q6. エッジケース: 室温 24℃・湿度 55% では『快適=1.00、ふつう=1.00』で他はすべて 0 です。このとき発火度が 0 より大きいルールは何本ですか。

Q7. エッジケース: ある入力で集約高さが low=0.00、medium=0.00、high=0.00 になったとします。重心法の分母 (面積) はいくつになりますか。

ここまで理解できるとできること

しきい値制御との差を数で説明できる
「なぜ滑らかになるか」を、感想ではなく所属度と重心で説明できます。
小さなルールベースを自分で設計できる
3 ラベル × 2 入力 × 1 出力くらいなら、紙とコードで十分追えます。
シミュレータと実装の数字を突き合わせられる
手計算・画面・コードの 3 つが一致するかを自分で確かめられます。